サイト売買契約書のひな形

サイト売買契約書のひな形(テンプレート)

自由にカスタマイズして使ってください。Wordでダウンロードも可能です。

売買契約書

 売主の○○○○(以下「甲」)と、買主の○○○○(以下「乙」)は、甲の販売するウェブサイトに関し、次のとおり契約(以下「本契約」)を締結した。
第1条【商品の特定】
 目的となるウェブサイト(以下「本サイト」という)は、次のとおりとする。
①  ドメイン(○○○○○○○○.com)
②  ○○○○○○○○.comのコンテンツ一式(現状のサイトを移管)
第2条【売買代金】
 本サイトの販売価格は税込み、金○○万円也とする。
第3条【引渡しの時期・方法・費用負担】
 甲乙は、本サイトを令和○年○月○○日までに乙に納品出来るように努力する。なお、納品に要する費用は甲が負担する。
第4条【検査及び引渡しの完了】
 乙は、引渡し後7日以内に本件商品の検査をし、もし不良品があった場合、甲が無料修理を行う。
2 乙の検査終了と同時に引渡しの完了とする。
第5条【代金の支払方法】
 乙は、売買代金を、前条2項に規定する金額を契約時に、甲の指定する銀行口座に振込む方法にて支払う。なお、支払に要する手数料は乙が負担する。
2支払い指定口座
 ○○○銀行 ○○○支店 口座番号1234567 口座名義 ○○○○
第6条【所有権の移転時期】
 本サイトの所有権は、前条の売買代金支払完了と同時に乙に移転する。
第7条【危険負担】
 本サイトの引渡し前に生じた滅失、毀損については、甲の負担とし、本サイトの引渡し後に生じた物品の滅失、毀損については、乙の負担とする。
第8条【解除】
 甲又は乙が本契約に違反したときは、相手方は催告を要せず、直ちに契約を解除し、その損害を賠償することができる。尚、本契約に関する一切の紛争については、甲の住居地の地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とする。
本契約の成立を証するため、この契約書を2通作成して、甲乙各自1通を保有するものとする。
令和  ○年  ○月  ○○日

甲  住所 〒123-4567 ○○県○○市○○区○○町123-45
氏名 ○○○○     印
電話 000-0000-0000
乙  住所 〒123-4567 ○○県○○市○○区○○町123-45
氏名 ○○○○     印
電話 000-0000-0000

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サイト売買時の契約の方法

サイト売買時の契約の方法には様々な方法がありますが、4つの方法を紹介致します。

メールを契約書代わりとする方法

難易度 信用性 契約に掛かる時間
単純に、相手とメールのテキストをもって契約書の代わりとする方法です。
サイトの売買代金の総額、支払日、受渡し内容、受渡し条件、住所、氏名等の契約内容をメールで送信し、相手が合意の返信を行えば、当然それによって契約は成立しますし、このようなメールでのやり取りも証拠となります。
ただし、ここで問題となるのは、メールだとやり取りしている人間がその名義の本人か分からないし、法人の場合は、その契約を締結する権限を持っているのか分からないという事です。
個人間のやり取りで、振込口座の名義と契約者の名前が同じならば、少しは信用性もあるでしょう。
トラブル時に訴訟で証拠として用いる場面を想定すると、このメールのスクリーンショットを提出すれば通用しますが、個人の場合は本人確認は必須です。ただ、電子データは改ざん出来るので証拠としては紙の捺印してある契約書や電子契約よりも弱いです。

押印した契約書をPDFにしてメールを契約する方法

難易度★★ 信用性★★ 契約に掛かる時間★★
①契約書を印刷
②これに自分が押印
③スキャンでPDFにして相手に送信
相手方は、
④受信したPDFを印刷
⑤押印した上
⑥再度スキャンでPDFにして相手方に送信
これで自分の手元には、自分と相手方の印鑑が押された状態の契約書のPDFが来ることになります。
トラブル時に訴訟で証拠として用いる場面を想定すると、このPDFの契約書を提出すれば通用しますが、個人の場合は本人確認は必須です。ただ、電子データは改ざん出来るので証拠としては紙の捺印してある契約書や電子契約よりも弱いです。

押印した契約書を郵送にて契約する方法

難易度★★ 信用性★★★★★ 契約に掛かる時間★★★★★
①契約書を作成し、メールでお互いに内容の調整、確認、同意を行う。
②契約書を2通印刷する。
③2通共に捺印して、2通共、相手に郵送する。
④契約書を受け取った側は、2通共に捺印して、1通を相手に返信する。
⑤これで、売り主、買い主共に自分と相手の捺印された紙の契約書が1通ずつ保持出来る。
トラブル時に訴訟で証拠として用いる場面を想定すると、この紙の契約書を提出するのが一番良い方法です。

電子契約を行う場合

難易度★★★★★ 信用性★★★★★ 契約に掛かる時間★★
電子契約を出来るサイトは色々ありますが、月に5件まで無料の「ニンジャサイン」というサイトが便利です。
初めて電子契約を行うという人には難易度が高いように思えますが、一度経験してしまえば難しいものではないというのが分かります。
まぁ、サイトを売ったり買ったりするくらいのレベルの方なら簡単に電子契約は出来ると思います。

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NINJA SIGNのFAQページです。動画、および画像/テキストで丁寧に紹介するので是非参考にしてください。